熱風乾燥機と除湿乾燥機では何が違うのですか?

乾燥の原理と得意な用途が異なります。

・熱風乾燥機:周囲の空気をヒーターで加熱し、材料に吹き込む方式です。比較的安価で導入しやすい反面、外気の湿度や温度の影響を受けやすく、乾燥性能にばらつきが生じやすいという特徴があります。非吸湿性樹脂(PE、PPなど)の乾燥に適しています。

・除湿乾燥機:乾燥剤(デシカント)を使用して空気中の水分を取り除き、乾燥した空気を循環させる方式です。露点-30℃以下(ハーモ製は-45℃)といった非常に乾いた空気を安定して供給でき、ナイロンなどの吸湿性樹脂や高品質が求められる製品の乾燥に最適です。近年では成形不良によるロスを防ぐ目的で導入が進んでいます。

 

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除湿乾燥ユニット MDRⅡシリーズ