カメラ用レンズ成形でリサイクル率0%が10%に|粒断機の導入
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バージン材でしか成形できなかったリサイクル率0%の成形品で再生材を使えないか
撮影カメラ用レンズの成形品を製造しているメーカーの方から「バージン材でしか成形できないカメラレンズの成形品で再生材を使えるようにしたい」というご相談がありました。該当の成形品は成形品本体よりもランナ部分の方が大きかったのですが、再生材による品質の不安からリサイクルできないため全て廃棄していました。
そこで、ハーモの粒断機の導入をおすすめしました。結果、これまで0%だったリサイクル率が10%にアップし、生産コストの低減も実現し、お客様にとても喜んでいただきました。
悩み・課題のまとめ
- バージン材でしか成形できず、リサイクル成形が難しい
- 高価な樹脂材料(3,000円/kg)のリサイクル率を高め、コスト低減を実現したい
- 再生材の品質に不安がある
導入後の効果
レンズ成形でリサイクル率0%から10%に改善
品質不安で再生材は使えないとあきらめていた高価な樹脂材料を使ったレンズ成形。バージン材により近い形できれいにカットできる粒断機を使うことで、はじめてリサイクルが可能になりました。
その結果、リサイクル率が0%から10%に改善し、コスト低減も実現できました。
解決・改善できたポイント
- バージン材に近い形できれいにカットでき、スプルを捨てずに済むため、リサイクル率が向上
- カットした材料の粒度が安定し、計量時間が短縮
- 「粉」の発生が減ったことで黒点や焼けが抑制され、品質が安定する
![再生材のリサイクル率を高める粒断機の申し込み](https://www.injection-molding.jp/hubfs/SPC2-750-1.jpg)
デモ機貸し出し・サンプルカット
「粒断機」を貸し出し、テストカットを試していただけるサービスです。弊社スタッフが立会い、現場にて「粒断機」の説明をさせて頂きます。
樹脂材料をお送りいただき弊社でサンプルカットすることも可能です。