材料ホースの脱着時間を劇的に短縮!樹脂輸送用ホース接続ワンタッチカプラ

材料ホースの脱着時間を劇的に短縮!樹脂輸送用ホース接続ワンタッチカプラ

目次

 

多様化する樹脂の色彩

色別の樹脂換えによる生産性への影響

多様化する成形品に対応して、さまざまな色彩の樹脂が供給されています。樹脂メーカーより供給される色では対応できない場合、樹脂の着色を専門に行なう加工業者へ依頼したり、マスターバッチを活用したり、ドライカラーを活用するなど、多様化する色彩への対応が行なわれています。

自動車向けインターフェイス規格のFKRAカラーコードでは、車載コネクタの誤嵌合防止のために14種類の色が定められています。また、日用品などでは微妙な色目の製品が生産されています。

このため、色別に樹脂換えの頻度は上がり、段取り時間の短縮、生産性の向上に影響を及ぼしているのではないでしょうか?

多品種少量生産への対応

消費者行動の多様化に伴い、多くの製品に於いて多品種少量生産は進んでいます。自動車部品のカンバン方式に代表されるように、必要量を必要な日時にジャストインタイムで供給するには、生産現場においてさまざまな対応を求められます。

樹脂換えの度に清掃するので、多くの作業時間が必要となる

射出成形の多品種少量生産においては、製品毎に「金型交換」「金型温調」「樹脂交換」「樹脂乾燥」など、複数の作業工程が存在します。その中でも、樹脂換えに関しては「射出シリンダースクリュウ内の樹脂換え清掃」「乾燥機の樹脂換え清掃」「樹脂を輸送するホースの樹脂換え清掃」があり、多くの作業時間を必要とします。

樹脂輸送ホース脱着の課題

樹脂輸送ホースの脱着作業の時間短縮

樹脂輸送ホース内に残る細かな材料は清掃が困難であることから、多くのお客様では樹脂輸送ホースそのものを樹脂別・色別に交換する方法を取られております。

ホースそのものは、ホースバンドで固定されることが一般的で、成形機上のホッパーに締結されているホースの交換は、成形機上で工具を使っての作業となります。
また、ホースが嵌め込まれている金属フランジとホースの密着度が高く、外しにくいため作業時間が掛かると言った課題があります。

樹脂の色彩の多様化や多品種少量生産が進むと、樹脂の種類や色が増えることでホース交換の作業回数は増加し、作業時間が増加すると共に、作業安全性の観点からも多くの成形現場において、樹脂輸送ホースの脱着作業の時間短縮は大きな課題となっているのではないでしょうか?

 

樹脂輸送用のホース脱着ワンタッチカプラー

ワンタッチでの脱着を動画でご覧ください

 

ハーモの樹脂輸送用ホースワンタッチカプラー

樹脂輸送用ホースのワンタッチカプラー

ホース1本当りの脱着時間は僅か数秒で完了

材料ホースをフランジに固定したままカプラーを押し込んだ状態で、20度程度の角度変更を行なうだけで簡単にホースを脱着できます。ホース1本当りの脱着時間は僅か数秒で完了します。

簡単操作で段取り時間を短縮。作業者の安全性も向上

工具を使いホースバンドを緩め、ホースとフランジの両側を把持したままホースをひねって外す作業と比較すると、格段に段取り時間を短縮できます。

又、工具を使わずホースの脱着を行なえますので、成形機上の高所作業による工具の落下事故防止や、作業者自身の安全確保も実現できます。

従来作業との比較

今までのホース交換事例

  1. ホースバンドを緩める
  2. ホースとフランジを持ってひねりながらホースをフランジから外す
  3. 交換ホースをフランジへはめる
  4. はめたホースをバンドで固定する

ハーモのワンタッチカプラ

ワンタッチカプラ脱着 (1)

  1. ワンタッチカプラを押しながら回転させてカプラを外す
  2. 交換するワンタッチカプラ付きのホースを嵌め込み回転し装着する

ワンタッチカプラーの特徴

  1. 工具無しで簡単にホースの変更が可能。段取り替えの時間短縮
  2. はめ込み固定時は万が一ホースに引っ掛かっても外れにくいロック機構を採用
  3. プラグ側(パイプ無しタイプ)は装置に直接取付可能(φ38に取付)

ご注意ください

  • 樹脂成形粒体材料の吸引搬送専用となります(液体は不可)
  • 落下等により衝撃がかかると樹脂部分が破損する可能性があります
  • はめ込み・取り外しの際に、カプラCとC型止め輪の間に隙間ができますので、手などを挟まないよう注意してください

 

ワンタッチカプラとRフランジとの併用について

ワンタッチカプラとRフランジを併用してご利用いただく際には、推奨接続図の様に、Rフランジをワンタッチカプラのホース側へ接続していただくことを推奨します。

ワンタッチカプラとRフランジとの併用について

なお、接続不可図のように、ワンタッチカプラの固定側にRフランジのホース側を接続することはできません。(Rフランジ類似品による同様の接続をした場合、管路内を清掃する作業の増加や、清掃後の目視確認がしずらくなり、ワンタッチカプラの効果を損ないますのでご注意ください)

推奨接続で搬送材毎の専用ホース化管理が容易に

推奨接続していただくことで、着脱や清掃性簡易化の利便性を維持した上で、搬送材毎の専用ホース化管理が容易になります。
また、ホッパ等にワンタッチカプラとRフランジを併用してご利用される際には、ホースの磨耗防止や熱によるホース折れを軽減するようにワンタッチカプラのホース側にRフランジを取り付けて頂くことで、ホースの折れ等を軽減効果が期待できます。

 

お気軽にお問い合わせください

樹脂換えのホース交換を劇的に短縮

  • ホース交換の作業回数を減らしたい
  • 生産現場の生産性を向上したい

このようなお悩みに「樹脂輸送用ホース接続ワンタッチカプラ」でお応えできるかもしれません。ぜひお気軽にご相談ください。

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