ポリエチレン(PE)
汎用樹脂のポリエチレン(PE)
ポリエチレン(PE)は樹脂の中でも汎用性が高く、日本での国内生産量はポリエチレンが1位、ポリプロピレンで2位と長年トップを維持しています。(※)。汎用性の高さから4大汎用プラスチックと呼ばれています。
※参照:プラスチックの種類別生産量
ポリエチレン(PE)とは
世界で最も生産量が多いのがポリエチレン(PE)です。安価で成形しやすく、包装用フィルムや容器などの雑貨、灯油のポリタンクなど、工業用材料から日用品まで幅広く使われています。
ポリエチレン樹脂のリサイクル率向上で価格高騰に対応
射出成形業様の中でポリエチレン(PE)樹脂の不足と価格高騰が懸念されています。ハーモの『粒断機』はPE樹脂材のリサイクル率を向上します。「樹脂の取り合いで苦労している」「樹脂の原料費高騰で頭が痛い」の課題解決として樹脂のリサイクルをぜひご検討ください。
ハーモの『粒断機』でPEのリサイクル率を向上
PE再生材のリサイクル率向上と材料原価低減に貢献します
ハーモの『粒断機』は従来の粉砕機とは全く異なります。
射出成形における粉が発生する原因がなく、熱や静電気の発生も最小限にとどめることを可能にしました。
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ハーモの『粒断機』でPEのリサイクル率を向上
- ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等のオレフィン系樹脂は柔らかい特性を持つためリサイクルしにくい
- 粉砕しても引きちぎったような切断となり、ブリッジを頻繁に起こし成形が止まってしまう
上記の理由などから、リサイクルを諦めておられる射出成形加工業者様は意外と多い状況です。
ハーモの『粒断機』はポリエチレンのリサイクル率改善に貢献します
ハーモの粒断機は射出成形における粉が発生する原因がなく、熱や静電気の発生も最小限にとどめることを可能にしました。スプル・ランナをバージン材により近く、粒状にきれいにカットできるので射出成形のリサイクル率改善につながり、多くのユーザー様からも好評いただいています。
ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など軟質材料の粒断例
- PP(ポリプロピレン )
- PE(ポリエチレン)
- TPE(エラストマー)
- PUP(ウレタン)
バージンペレットとほぼ同サイズのリサイクル材を実現
上記グラフはハーモの『粒断機』を多数ご購入いただいているお客様が再生材で成形を行い、他のメーカー3社の粉砕機と弊社の粒断機を客観的に比較していただいたものです。特に計量時間の安定性において、明らかに弊社が突出して優れていることがお分かりになるかと思います。
ハーモの粒度はバラツキが少なく、粉が少ないために計量時間も短く、かつ計量時間のバラツキも少ないことから、計量が安定して行われると言えます。
粒断機のデモ機貸し出し・サンプルカット
デモ機でPE、PP樹脂のリサイクル用のテストカットをお試しください
御社で使用されているポリエチレン(PE)樹脂をテストカットしてみてください。弊社スタッフも現場で立会い、粒断機の説明やリサイクル成形に関わる改善提案も一緒に行わせていただきます。
PE樹脂のサンプルカットもご対応いたします
御社のランナ等をお預かりしてサンプルカットすることも可能です。その際はランナを30ショットほどご用意ください。
リサイクル樹脂材料の適正還元率と成形品の評価基準
樹脂の適正還元率
成形品質を落とすことなく材料原価を低減するために、樹脂リサイクルについて様々な取組みをされているかと思います。しかし、樹脂の適正還元率についてあまり知られていないようです。
「材料リターンを行なっているが物性的に問題無いか不安」「リサイクル材による品質への影響を適切に説明できない」「何%リサイクル材を混ぜて良いか分らない」といった課題を抱えたままリサイクルを行なっている射出成形加工業者様は意外と多いのではないでしょうか。
リサイクル樹脂材料の適正還元率と成形品の評価基準について記事をまとめましたので、下記リンクからぜひご覧ください。
知っておきたいリサイクル樹脂材料の適正還元率と成形品の評価基準