『自動車用エンプラ強化系樹脂のリサイクル』に成功したお客様の声

2022.01.21

エンプラ強化系樹脂リサイクルの課題

車載部品に使われるPA・PBT・LCP等のエンジニアリングプラスチックは、リサイクルすると下記のような課題があります。

PBTナチュラル系だとグレーに変色する
PAガラス30％入りだとガラス繊維が短くなり強度不足が心配
粒状になりにくく成形品質が不安定になる

これらの課題のため、樹脂材料のリサイクルを諦めるお客様が多いのが現状です。

ハーモの『粒断機』で樹脂リサイクルを実現

しかし、諦めるのは早いかもしれません。
ハーモの『粒断機』で、樹脂材料のリサイクルを実現された自動車部品メーカー様もいらっしゃいます。このページでは『粒断機』でリサイクルを実現されたお客様の声をご紹介いたします。ぜひ、皆様の課題解決にお役立てください。

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自動車業界における射出成形部品の様々な課題に、株式会社ハーモが貢献できる資料、コンテンツ、動画、Webセミナーを１つのページにまとめてご用意しました。自動車業界の射出成形部品における課題解決にお役立てください。

樹脂材料リサイクルに取り組まれたお客様の声

自動車部品メーカーのＡ社様の場合

自動車部品メーカーのＡ社様では、樹脂材料のリサイクルを検討されましたが、粉砕により強化材のガラス繊維が短く砕かれ、製品の強度に不安を抱えておられました。そこで、粒断機による樹脂のリサイクルテストを行ったところ好評課を得られました。

開発課Ｂ様の声

自動車業界の射出成形担当者アイコンお世話になります。
先日、粒断機での弊社ガラス繊維入り材料ランナーのサンプルカット、ありがとうございました。

統計解析を実施しておりましたカットサンプル（フレーク）内部のガラス繊維長の結果が出ました。

従来粉砕機との比較実施したところ、データの詳細は提示できませんが、予測通り、粒断機による繊維長の劣化は少なく、樹脂リサイクルに使用する際の品質が高いことが分かりました。

まずは結果報告させて頂きます。
今後とも何卒宜しくお願い致します。

樹脂メーカーのＤ社様の場合

樹脂メーカーのD社様では自社製品樹脂を使用するお客様の課題解決に取り組まれております。
お客様からは「エンプラナチュラル系樹脂をリサイクルすると、グレーに変色する」「粉砕すると粒状に砕くことができず、成形品質が安定しない」といった声が寄せられ、課題解決にご苦労されていました。

Ｄ社ソリューションセンターＫ様の声

自動車業界の射出成形担当者アイコン

お世話になります。
今年もよろしくお願いします。

添付ファイルをご覧いただくと分かるように、黒以外の樹脂材料で強化系グレードはグレーに変色してしまうことがわかると思います。ちなみに現行粉砕機は○○社製の高速回転仕様になります。

この現象については10年以上前のIPFで、粉砕機メーカー3社くらいに問い合わせたのですが、どのメーカーもエンプラ強化系ナチュラルのグレー変色は避けられないと言われ断念しました。

当時はハーモさんも同様に変色は解消できないとコメントをいただきましたが、その担当者さんの誤解だったのかもしれません。
その後、○○社の低速粉砕機レンタルしてトライしましたが、やはりグレー変色してしまったという経緯もあります。
当時(10数年前）、低速回転粉砕が主流になっていたかは定かではありませんが、ハーモの粒断機で変色しなかったのは我々としては大きな収穫です。