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ハーモウェブセミナーレポート『電子部品の需要拡大と求められる高速安定成形への対応』

ハーモウェブセミナーレポート|高速安定成形への対応

2022年6月22日(水)に開催したハーモウェブセミナー「電子部品の需要拡大と求められる高速安定成形への対応」の動画といただいたご質問への回答を掲載いたします。ぜひご覧ください。

 

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高速安定成形対応のダウンロード資料|株式会社ハーモ|20220622セミナー

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ウェブセミナーの内容

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  1. 小型電子部品の需要拡大と求められる高速安定成形
  2. 小型電子部品成形に採用が増加する竪型成形機
  3. 正確かつ高速。フープ成形のランナー取り出しに最適「VHⅡシリーズ」
  4. 横型成形機のフープ成形取出に最適「LXⅡシリーズ」

 




1. 小型電子部品の需要拡大と求められる高速安定成形

セミナー動画はこちら 2:04~

電子部品の需要が増加

通信速度が格段に速い5G(第5世代通信)の普及、車のEV化やコネクティッドカーなどの流れが活性化してきました。スマホ・パソコンはもとより、電子化が進む車載部品や遠隔医療設備など5G対応機器の増加により、電子部品需要は今まで以上に増加することが見込まれます。

Society 5.0関連の電子部品市場

2027年には8兆円の世界市場に

富士キメラ総研のソサエティー5.0を実現する電子部品の世界市場調査によると、センサ・通信・精密制御に関連する電子部品の世界市場は2021年の4兆2887億円から2027年には2.3倍の8兆4610億円に拡大すると予測されています。

射出成形における小型電子部品に求められることとは?

  • 電子部品の多くは基盤実装されるため、製品の小型化を求められる
  • 設備生産性の向上や総設備投資額を一定範囲に納める必要もあることから、今まで以上に生産効率の向上も求められる

これらの理由から小型電子部品の成形では「高速、かつ安定成形」を求められています。

 

 

2. 小型電子部品成形に採用が増加する竪型成形機

セミナー動画はこちら 7:40~

小型電子部品成形に竪型成形機が選ばれる理由

用途 優れている点
インサート成形 ワーク部分の保持が重力方向であることから安定しやすい
金型寿命 型開閉が重力方向であるためガイドピンに負担がかかりにくい
自動化、ロボット化 4面開放であることからレイアウトに関して制限が少ない
インサート成形サイクル短縮 成形時間内にインサートや取出を行える
機械床面積 横型の半分の床面積で済む

 

インサート成形に最適な竪型成形機

リードフレームを金型へ自動インサートし、複合成形するケースをコネクタなどの小型電子部品では多くみかけます。製品の小型化が進むことで、製品完成まで成形・ピン打ちや金属部品挿入等の複数工程を同時に行う必要性が増えてきました。

インサート成形
プラスチック成形品へ金属端子をインサートした成形
フープ成形とは

フープ成形ではフープ材を金型の間に差し入れながら、インサート成形を行う

フープ成形は連続成形で大量生産したい場合の成形方法です。フープ材(短冊)にインサート成形を行い、後工程でカットしますので、大量の部品を効率的に生産でき、生産性向上に貢献します。

インサート成形に向いている竪型成形機

竪型成形機は樹脂を金型へ充填する際、重力の影響を受けにくいため、インサート成形時に安定生産ができる利点があります。

スプルランナー取り出しロボットに求められる必須事項

  • 小径スプルランナーの正確なチャック及びチャック確認
  • 高精度な停止位置
  • 金型からの高速取り出し

小型電子部品の「スプルランナーの小径化」「ランナー長さの短縮化」により、高速成形ではスプルランナー取り出しの正確さと高速性能が求められます。

 

 


3. 正確かつ高速。フープ成形のランナー取り出しに最適『VHⅡシリーズ』

セミナー動画はこちら 11:52~

スプルランナー取り出しロボット|株式会社ハーモ (1)

スプルランナー取出ロボット『VHⅡ』が選ばれる理由

竪型成形機のフープ成形取出しに最適

サーボ駆動による取出タイム0.58秒

高い停止精度と制振性能

  • 剛性:最大3倍以上の剛性アップを実現
  • 製品取り出し時の揺れ幅:最大60%以上減少を実現
  • 収束時間:最大25%減少を実現
    (当社従来機との比較・当社測定基準による)

省スペース化

40%のスリム化を実現(当社従来機との比較・当社測定基準による)
*「進入アーム」「引き抜きアーム」「制御部分」の構造見直しによるスリム化



小径ランナー取り出し対応

チャック小径ランナー取出し用に『細身L型チャック』をオプションでご用意

詳細はこちらの記事をご覧ください

 

 

4. 横型成形機のフープ成形取出に最適『LXⅡシリーズ』

セミナー動画はこちら 14:35~

横型成形機のフープ成形取出に最適「LXⅡシリーズ」|株式会社ハーモ (1)

高速動作を可能にし、取出タイムを約60%短縮


『LXⅡ』の特徴

  • 1 つのモータで金型進入動作とトラバース動作を行なうことにより、高速動作が可能
  • 今までのエアスイングタイプロボットに比べ、取出タイムが約60%短縮し生産性が向上します
  • ストローク調整が手元操作のため、成形機上での作業が不要。作業者の安全の確保と段取時間を短縮します
  • ワンタッチでアームが待避位置に移動するため、金型交換が楽に行えます
  • 待機位置が成形機外側にオフセットしているので、金型上に装置がある場合にも取り付けできます

下記の場合のランナ取出しに最適です

  • コネクタ等の微細成形品金型交換が頻繁にある
  • 転写装置/コア抜きシリンダ等がある金型
  • 横型成形機のフープ成形

 

 


 

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高速安定成形対応のダウンロード資料|株式会社ハーモ|20220622セミナー

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VH2 (1)

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